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ハチの日の募集と草見のふりかえり。

こんにちは。

肌をおしつけるような日差しと響き渡る蝉時雨。斜里岳は沢筋にすこしだけの雪を

残して夏の装いに、日もずいぶん長くなりました。サンダルつっかけてウトロの海に

でかけなきゃってものです。

さて、ほんじつは先日開催したのもよおしの報告と20日に迫ったイベントの再告知を。

まずはこちら 『ハチの日』

日時:6月20日(金) 14時~16時30分ころ     場所:HUTTE店内および屋外

内容:たとえば「シナの蜂蜜」ってあるけど、そもそも蜂は自然のなかを好き勝手に

   飛び回って蜜をつくるはずだろうに、「シナ」と限定できるのはなぜ? そこに

   養蜂家のスキルが隠されている? 蜂や蜂屋さんにまつわる、そんな素朴な

   ハテナに網走市呼人で養蜂場を営む関たかしさんが答えてくれる、蜂蜜好き

   をもっと蜂蜜好きにさせる企画です。また、前半の1時間は養蜂場で採れる

   蜜蝋でキャンドルづくりを。さらに希望者には会に先立ち、蜂蜜をつかった

   当日だけのメニューをご用意する予定です。

募集人数:2~10名     参加費:1000円

申込み:電話または来店にて直接、あるいは本HPのContact経由にて氏名、

   連絡先をあわせておしらせください。申込締め切りは6月17日(火)です。

なお、メニューの詳細はまたあらためてお知らせいたします。

続いて、さる9日にひらいた『あの草をなまえでよぼう』の報告を。

いやー、発見と感動にまみれた予想をこえて満足度の高いイベントになりました。

「遠足」が店の半径30mを歩く極近足になりましたが、けっきょく遠足なり旅の質を

決めるのは距離じゃないんだなと。ルーペと知識を味方につけたら、見慣れたご近所

だって限りなく広い世界に変わるんだと、そんな本質的なことにを気づかせても

くれた、意義深い時間でした。

では当日の様子を写真でどうぞ。


まずは店内で観察の作法や周辺の植物についてひととおりレクチャーをうけ、

そっちの世界の入り口にたってから外へ。それからは、まさに雑草視してきた

草のひとつひとつの名前や性質なんかを知っていきます。発見の連続に、

参加者からの「へぇ~」や「えっ!」の声がとまらず。


ちいさな花をまえにじぶんも花みたいに可愛くちぢこまるのが講師内田暁友氏。

さすが、疑問はすぐさま解消してくれるミラクルナビゲーターは、独特のゆるい

ユーモアで笑いをまきおこす芸達者ぶりも発揮し大好評でした。


ルーペをとおしてみえてくる、草花のほんとうの表情は神秘的だったり、

グロテスクだったり。その造形をつくる一つひとつのパーツに理由が

あるという事実にもあらためて感銘をうけました。


それにしても何にもない(ようにみえる)道端で笑顔の大人たちを、

通りがかりの車はどう思ったろう。キッチンで仕込みをしつつ、窓

から遠足のようすを眺めたというリーダーによれば「とても幸せな

大人たち」に見えたそうです(笑)。静かでゆっくりで幸せな草見遠足。

季節がかわったら、またこれやりましょう。

合言葉は「仕事より草!」、ですね、たむちゃん。

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