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風前のともしび営業

いよいよ屋根がとんでしまうのか…。じっさいはそんなわけないけど、

それが100%冗談にならないようなものすごい強風にけさから建物

が悲鳴をあげつづけています。ミシミシ、ぐらぐら、ときどきビキーッ!

と。そのたびに「風前の灯」というフレーズが脳裏にうかびます。

吹きとばされる細かな雪の粒で窓のむこうがときどきホワイトアウト

したりもする、そんな1日になりました。

ところが、斜里からのお客さんのはなしでは、市街地は雨こそ

ぱらついているものの風はほとんどなく、いや~春だねえとしみ

じみ呟きがもれるほどの穏やかな空模様なのだとか。驚きです。

まあまえにもなんどか言われたことがあるので納得はするけど、

びっくり。あらためてこの立地の特殊性をおもわされたしだいです。

そういうわけで、ご来店の際は道中の吹きだまりに用心いただく

とともにドアの開閉にも充分ご注意をはらうことをおすすめします。

あと車の窓が極北を航行する船みたいな感じに豪快に凍りつきます

ので、スノーブラシも必携です。

それともうひとつ注意事項がございます。

気温の上昇とともに、店の内外で先住民(虫)のうごきがずいぶん活発

になってきました。客席付近をうろついたり窓にはりつく彼らにぎょっと

させられるケースが、どうしようもなくふえてくる時期です。毎朝できる

だけ時間をかけて、ぬかりのない清掃を心掛けてはいますが、それでも

じぶんたちだけが知っている抜け道から侵入してくるのが彼らです。

地面のことについては昔から地面に暮してきた彼らに敵うわけが

ないのです。

ですので、もし見かけてもひとつ寛容なきもちで騒ぐことなくこちらに

一声かけていただけますと幸いです。よろしくおねがいします。


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